中学受験で5年までにやるべきことやらなければよかったこと

小学6年9月27日の記録

苦手分野を作らない努力が志望校合格の近道です。

苦手分野を作らないために中学受験生は、どんな勉強をすればいいのか?どんな生活をすればいいのか?

「5年までにやるべきこと、やらなければよかったこと」についてまとめてみました。

最近の息子の状況

mamagon
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まずは、最近の息子の状況と我が家の反省点から

息子は、小学6年9月という時期に塾から家庭教師にシフトしました。塾にその日の復習と学校の宿題で深夜までという過密な毎日から開放され、今は、精神的にも安定して過ごしています。

6年9月合不合結果でた!我が家は塾から家庭教師にシフト決断!

四科のまとめを繰り返し繰り返し解いて、最近ようやく力がついてきた気がします。

1回めの時間2回めの時間を上部に記入し、時間短縮で解くことを心がけてます。

四科のまとめは、だいぶ早く解けるようになりましたが実力完成問題集になると、まだ全然だめです。

今取り組んでいるのは、

実力完成問題集も繰り返し解いて、パターンを覚えこませる訓練

こうして、中学受験も終盤になると

  • 中学受験で5年までにこれだけはやっておくべきこと
  • こんなことは時間の無駄で必要ないこと

などが見えてきます。

入塾した頃の息子と我が家の反省点

小学5年から中学受験を決断し四谷大塚に入塾した息子。

周りよりちょっと遅いスタートです。

最初の頃は、順調すぎるほど成績が伸び偏差値が60を超えることも・・・

でも、その偏差値と本人の力が伴わず、いつもアップアップ。

私が勉強をリードしてやらせ、息子は実力のともなわない上位クラスに入り消化不良をおこし、成績急降下。

意欲も全くなくなって、中学受験を辞めるところまで行きました。

反省点
  • 親子ではじめての中学受験、いろいろなことがコントロールできてなかった。
  • 無理をさせすぎた。結果、息子を辛い状況に強いてしまった。

具体的に、何をやるべきではなかったのか?書き出してみました。

5年までにやるべきではなかったこと

1.塾の成績を一気に上げようとした

週テストや組分けの成績に一喜一憂していました。Aクラスからのスタートだったため、週テストや組分けテストの対策をしてCクラスまで一気に上がりましたが、週テストのための,組分けのための勉強は、基礎力がつかず成績ものびす負のスパイラルに。

2.算数の成績を上げようとムキになりすぎて負荷をかけ過ぎた

とにかく、算数の勉強の仕方が悪かった。負荷をかけすぎても正しい努力でなければ力がつかないことを実感しました。基礎力と応用力の正しい付け方を間違えると成績が上がらないことを学びました。

3.短時間でたくさんの問題を与えすぎていた

息子は勉強した直後は解けるのですが、時間がたつと忘れてしまうことが多かったです。たくさんの問題をやっても消化されてないことに問題がありました。インプットに十分時間をかけるべきでした。

4.行かなくても良い季節講習に行かせてしまった

季節講習に行くことで安心してしまいがちですが、季節講習は、全科目の復習です。夏休みは力になるかもしれませんが、冬や春の短い期間であの量を消化するのは無理。その時間で、一つでも得意な分野を作って自信を持たせるべきでした。苦手な分野が何かわかっていたのだから、季節講習に行かずそれだけに集中して勉強させれば良かったです。

5.遊びを制限してしまった

遊びを我慢する子どものストレスは、親が思っている以上でした。良い子ほど、親の言うことを聞いて、「遊んじゃ駄目」って言ったら遊ばない。我慢させられていると感じる子ほどあとでツケがきて息子のように無気力に。無気力になって勉強をしなかった時間、遊ばせれば良かったと思ってます。

5年までにやるべきこと

1.メリハリをつけてしっかり遊ばせる

極端な話、夏休み、冬休みに、家族で旅行に行っていいと思います。死ぬ気で頑張らせるのは、6年の夏からで十分です。6年の夏だって、息抜きの1泊旅行はありだと思います。

2.週テスト、組み分けテストの復習

その週習に習ったことはその週のうちに復習は鉄則です。暗記分野は、しっかり暗記させておくと楽ですが、完璧にしなくても、後で「ここ習ったな」と記憶が残る程度で十分。6年で全範囲が終了し、繰り返し繰り返しやることで5年でしっかり覚えてなくても覚えます。でも、全く復習せずのところは、6年で復習しても、過去の記憶がないのでなかなか覚えられません。

3.一行計算と漢字は日課にする

一行計算と漢字は習慣化させると、安定した成績が望めます。特に算数は、問題を見ただけで解法が浮かぶ訓練。つまり、武器を身に付けること。毎日の学習で解いた問題の記憶に残ります。「この問題はこの解法と解く」「この解法とあの解放を使うと解けるかもしれない」という引き出しが増えると、難問も解けるようになります。コツコツ学習は膨大な貯金になります。

4.文化祭へたくさん行く

文化祭へ行くと、自分の小学校以外の世界があることの体験ができます。行きたい学校を見つけることもできるし、中学受験生活を続けるモチベーションにもなります。未来が見えることで子供のやる気も変わります。

5.ながら勉強を取り入れる

暗記分野は、漫画や暗記ポスターを使うと隙間時間に効率よく覚えることができます。特に歴史年号などは、6年になるとわざわざ暗記する時間も作りにくくなります。5年のうちから語呂合わせで覚えてしまうと記憶も定着します。
歴史漫画を併用すると歴史の流れもわかって歴史に強くなるのでおすすめです。

中学受験生必見!楽しく覚えられる語呂合わせ歴史年表と覚え方 【中学受験先手必勝法】6年までに歴史漫画で歴史を得意にする!

我が家の苦手克服対策

中学受験で小5までにやるべきことを目指して頑張っても、苦手分野を作らず6年を迎えるのは現実的には難しいです。

息子が現在取り組んでいる苦手対策をまとめました。

mamagon
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息子も入試まで諦めず、苦手分野を一つずつ潰す努力を日々続けています。

算数:一行計算を日課にスピードをつける訓練

毎日やっているとスピードが早くなります。ケアレスミスも減って来ました。問題のパターンを覚えてくると、難しい問題も解けるようになってきます。

国語:漢字は満点を目指す

漢字の問題は、得点源になります。何度も繰り返し学習しています。書けなかった漢字は印をつけて満点目指すつもりで頑張っています。

理科:苦手な暗記分野は隙間時間に

息子はとにかく植物が苦手で、植物図鑑をコピーしてトイレに貼ったり、夏休みの自由研究を利用したりとスキマ時間を活用して対策しています。

植物苦手な中学受験生に救世主!入試に出る植物図鑑暗記はこれだけ 【中学受験】夏休みの自由研究は夏期講習前に終わらせる!

社会:歴史漫画を活用して歴史に強くなる

社会の暗記物は、量が半端ない!歴史分野は地理や政治よりも得点源になるので、歴史分野を得意にすることに力を入れています。息子は、歴史漫画を読んだお陰で、全体像を把握したことで暗記する時間が短くてすんでいる気がしますが、時系列が曖昧なところもまだあるので、しっかり覚えていないところは、歴史漫画で流れを整理してから予習シリーズで確認しながら覚えるようにしています。

予習シリーズは、テキストの隅々まで覚えて、どんな問題でも解けるようにするのが目標です。

mamagon
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歴史漫画は、4年うちに読んでおくともっと楽だと思いました。

我が家では、国語もペタペタ貼って覚えてます。

暗記科目トイレにペタペタ作戦!ことばの練習帳は破って貼る!

四谷大塚予習ナビを活用

予習シリーズを読んでもわからない時に、四谷大塚の予習ナビを見ると簡単に理解できることが多いのですが、なかなか時間がなくて予習ナビまで見ることができないのが現実です。

我が家では予習ナビは、ICレコーダーに録音してスキマ時間に流しっぱなしにし、後でポイントだけ映像で倍速で確認するという活用をしています。

塾の復習にもなるので記憶の定着にも役立っています。

四谷大塚予習ナビICレコーダーに録音して使い倒す!

入試まで残りわずか。何をすべきかの選択が合格のカギ

入試まで残り少なくても合格するには、今、やるべきことを正しく見極め選択することです。

息子には行きたいと強く思う学校があります。

一時は、合不合で20%という時期もありました。ついこの間のことです。

いろいろと悩み考え、何をすべきかがようやく見えて来ました。

思い切って、塾を休ませ家庭教師にシフトして、後はひたすら正しい努力をしていくのみ。

6年9月合不合結果でた!我が家は塾から家庭教師にシフト決断!
mamagon
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今、何をすべきかが、ようやく見えてきました。

後は、ひたすらすべきことをしていくだけ。

この何をすべきかが、今までほんとわからなかった。

いや、わかっていたのに、行動に移せなかった。

塾の成績を上げるための勉強ではなく、「希望する学校へ合格するための勉強をする。」

塾のペースに合わないお子さんは、塾の成績に一喜一憂しなくていいと思います。

  • 全体を軽く復習しながら、ひとつずつ得意なものを増やす。
  • 遊びもさせて、楽しいと思う時間をつくる

我が家は、塾で落ちこぼれてしまった失敗例です。

失敗例ですが、最後の希望を捨てず、ようやく見つけた息子にあった最良の方法で頑張っています。

今、辛いです。でも残り時間が見えてるから頑張れてます。

小学6年9月

成績がなかなか上がらない時に読みたい本