中学受験する6年生の親の悩み「どうする?子供の反抗期」

中学受験期に子供の反抗期が重なると親もどうしていいかわからなくなります。

我が家も息子が受験期の時には、親のちょっとしたことに反応して、イライラして泣きわめいたり、大ゲンカになってへそを曲げて勉強をしなくなったりで大変でした。

子供の反抗期に上手に付き合いながら大変な中学受験期を乗り越えるためにはどうしたらいいのか?

中学受験と反抗期について考えてみました。

中学受験の大変な6年の時期に反抗期!

反抗期は心の成長、来るべき時にやってくる

子供の反抗期がいつか来るのはわかっていても、中学受験の大変な時期と重なるとどうしても広い心で接することができません。

mamagon
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勝手にしなさい!

と突き放すも、突き放したことが子どもの心をますます頑なにしてかえって悪循環になることも。

毎日バトルの生活は、中学受験に向けてひとつもプラスになりません。

では、なるべく喧嘩にならないように、子どもが反抗しても放っておくのはどうなのか?

受験勉強優先、反抗しても放っておく?

放っておいても、状況は変わらない。

我が家の場合は、放っておいたことでかえって息子のストレスを増大させてしまったような気がします。

だから、子どももが反抗してもしっかり向き合うこともできず、ストレスは募るばかりという日々でした。

一生懸命頑張ってきたのに中学受験に失敗してしまうのではないかというネガティブな言葉がよぎることもあり、子供に辛く当たることもありました。

mamagon
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どうして反抗ばかりするの?いい加減にしてほしい。

でも、一番辛いのは子どもでした。

成長過程におけるホルモンバランスが原因のイライラを子どもだってどうすることができないのです。

子供を抑えつけると悪循環

我が家では、子どもの挑発にのって、親もイライラして大ゲンカになる。ということがよくありました。

大らかにいようと思っていたのに、結果子供をきつく叱ってしまい、後で反省することしばしばでした。

時には、子どもが暴れて暴力を振るうこともあるでしょう。

暴れたり暴力を振るうようなことがあると、やはりきつく叱らなければとしつけのために親も力で抑えつけたくなります。

でも、これ悪循環です。

子供は、突然は暴れません。

暴れる前に、何かしら親子でやり取りがあり怒り出して暴力というパターンが多いです。

子供がイライラする理由

カーッとなっているときは、なかなかイライラしている理由について向き合うことができません。

子どもが暴力を振るった時、暴れた時は特にです。

私の場合は、子どもがイライラしていると感じたら、まず冷静になぜイライラしているか考えてみました。

  • 勉強したくないでも勉強しなきゃならないと思っている
  • 親の一言一言がうるさいと感じている
  • 発散したくても出来ない状況でいる
  • 疲れて心と体のバランスが崩れている

俯瞰してみると、たいていのイライラの理由が見えてきます。

子供の心を落ち着かせる

イライラの理由が見えてくると、自分でもどうしようもできないことが心を支配し、不安定になっていることに気づきます。

不安定になっている心を落ち着かせる

当時、息子のイライラにちょうど手を焼いていて、子供の反抗期に関する本をいろいろ読みあさっていました。

いろいろな本を読んで見つけた解決策が、子どもの心を落ち着かせるという方法です。

子どもの心を落ち着かせるために何をすべきか?

この視点で考えると、不思議とバトルにならず親子のイライラも鎮めることができます。

中学受験生の息子のイライラを鎮めた話

ある日息子が、算数の問題が解けなくてイライラして私のちょっとした一言が気に入らなくなり机の上のものを全部放り投げて大泣きしたことがありました。

投げたものを拾わせてきつく叱りつけたくなりますが、子供の心を落ち着かせることにフォーカスし、私は2つの手段を取りました。

  • 投げ散らかしたものはそのままにした
  • 子供に泣きたいだけ泣かせた

息子が30分泣き続け、泣き止んだ頃に

mamagon
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もうこのまま寝る?それとも散歩してコンビニでアイスでも買いに行く?

と提案しました。

息子の答えは、

boku
boku

散歩する。

散歩して気持ちをリセット


夜も遅い時間でしたが、一緒に散歩に行きました。

「月がキレイだね」とか、「だいぶ寒くなってきたね」とか勉強に関係ないことを話し、こころ落ち着かせるとぽつりぽつりと自分のことを話し始めます。

「勉強が嫌」とか「遊びたい」とか息子は話始めます。

励ましの言葉は厳禁に

「大変なのはわかるけどでも頑張ろう」という励ましの言葉は厳禁にしました。

頑張らなきゃいけないのは、自分でも良く分かっているのです。

子供はただ、自分の気持ちを聞いてほしいだけ。

「大変だよね」「遊びたいよね」と子供の口から出た言葉を私は繰り返しました。

自分のことを肯定してくれたという満足感が生まれるのでしょうか。そのあとは、素直に戻ります。

家に戻り気持ちも落ち着いた頃、息子が自分が投げたもので床が散らかっていることに気づき自分で片付け始めました。

反抗期に実践して効果があった方法

私の場合、反抗期や子育てに悩んだときは、子供の接し方に関する本をとにかくたくさん読みました。

本は、孤独な子育ての悩みを解決してくれます。かたくなになっていた自分の心も解放されました。

息子がイライラして仕方がない時に、本で学び実践して効果があった方法をまとめます。

  • 子供がイライラしても親は冷静に
  • 子供が暴れてもしばらく発散させてあげる
  • 物を投げても壊してもその時は叱らない、後始末もしない
  • イライラが落ち着いたら子供と話ができる雰囲気を作る
  • 子供の話に耳を傾ける
  • 何を言ってもアドバイスはしない励まさない同調するのみ
  • 自己を肯定してもらったという満足感を与える

反抗期は誰でもある時期ですが、反抗期の子供と接していくのはエネルギーがいります。頭を使います。

特に、中学受験となると「勝手にしろ」というスタンスも取れず八方塞がりなりますね。

他人に相談するという方法もありますが、反抗期の対処法は、スペシャリストに学ぶのが一番です。

今は、多くの人がインターネットで反抗期の対策法を発信しています。ただ、効果のある具体的な情報にたどり着くのが難しく、ネットサーフィンして時間が過ぎて、無駄な時間を過ごしたことに後悔することも。

こういう類の悩みには、本が一番の解決策です。

mamagon
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中学生になるともっとひどい反抗期がきます。

今はまだかわいい反抗期です。

子供が反抗期の時に読んだ本、おすすめの本