小学5年10月10日の記録
boku
志望校について聞かれたので、先日決めた今の成績とかけ離れている学校を息子が志望していることを話しました。
馬鹿にされるかと思いきや、
「今まで順調に成績が伸びているので可能性はありますよ。」
否定しないでくれるって嬉しい!
mamagon
塾も商売だからダメと言わないのか、無理な志望校を上げる身の程知らずの親の対応になれているから、ネガティブなことは言わないかもしれませんが、可能性を感じさせてくれるお言葉に嬉しくなりました。
もっと嬉しかったのは、合格を目指すための具体的な方法を提案してくれたことです。
mamagon
合格を目指すための考え方
小学5年の息子は現在Bコース。
息子が行きたいって思っている学校は、2月1日、偏差値60ラインあたりの成績の子が受験する中学です。
先生のお話によると、この中学へは、Bコースで合格した例もあるそうですが、四谷大塚での合格者は、ほぼ、CコースSコース在籍者だそうです。
mamagon
確かに、Bコースからのままだと難しいけど、Cコースの学力なら可能性は高くなりますね。
mamagon
この説明、なるほどって思いました。いきなりゴールを目指すよりも、
- まずは目標設定をCコースの学力を目指す!
と、目標を細かくしてスッテップアップしていく方が、対策も立てやすいし現実的に捕らえられます。
mamagon
BコースとCコースとの高い壁
先生のお話によると、BコースとCコースでは、授業内で解く問題の難易度にかなり差があるとのこと。
なので、Bコース在籍とCコース在籍では、取り組む学習スタイルが違うので、受け身のままだと開きができる。
次の試験で、Bコースは、偏差値57キープがやっとでも、Cコースの生徒は、簡単に 59、60あたりの偏差値に届くことがある
この結果は、Cコースに在籍できる生徒は、基礎がしっかりしていて、解き方の引き出しを多く持っているレベルにあったから。
Bコースで、偏差値55、56あたりにいて、頑張って偏差値57なる生徒は、基礎がしっかりできつつあるが、発展問題をとく筋力がなく、引き出しもないので偏差値56ですら維持することがとても難しく、壁を超えられないでいるそうです。
mamagon
BコースにいてもCコース同等の学力をつける方法
Bコースでは、基礎を徹底することにフォーカスが当たっているので、発展問題は積極的に取り組みません。
基礎的な問題、プリントを徹底すると成績はグングン伸びて行きますが、難しい本題になるとまるでお手上げになるのは、発展問題をやっていないからです。
mamagon
時間的に、厳しいなぁ。と思いましたが、BコースにいてもCコース同等の学力をつけるためには、言われた通り学習するしかありません。
具体的学習方法
- 暗記分野はテキストの隅々まで覚えること
- 系統だてて覚えること
- 算数は、基本問題は完璧にして、応用も解ける力をつける
mamagon
夏休みに旅行など行ってる場合ではないとはこういうことだったのか!?
詳細記事
中学受験生5年の夏休みの計画
息子の今までの勉強量は難関校を目指すには全然足りないってこと、再認識しました。
母としては、中堅校でも良いと思っていますが、目指せるところまで頑張ることは無駄にならないって思います。
mamagon
小学5年10月
後日譚
この時、四谷大塚Bコースで、合格はとても難しいと思っていた難関校に、息子は合格することができました。
振り返ると、この日の面談が、ターニングポイントでした。
なんども絶望感を感じ、ギリギリまで合格は難しいと思っていても、
- どうしても合格したいという強い気持ち
- 正しい情報、
- 細かい目標設定
- 正しい方法
で取り組めば合格はできるのだと思いました。
中学受験は、限られた時間の中、どれだけ、多くのことを覚え、実践できるかが合格の秘訣です。
ガムシャラにやっても合格できないのは、無駄な努力で時間を使い勉強した気になって、成果につながらない。
ということにあります。
そのことについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
我が家の中学受験の記録が参考になれば嬉しいです。